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はかない人生

ホント自分は社会人適性がないな、と、つくづく思ったのは休み前の水曜日の夜。
とある送別会、2次会に突入し、注文とかを任されてしまったものの、結局飲み物は少し上の先輩が手配してしまい、
やさしい取締役の方の助言のもとチョイスした自分の注文は、なぜか非難の嵐。


いや、まあ好き嫌いがあるのは仕方がないと思うが、それを大声で「マズイ」だの「なんでこんなの頼んだ」だの、
半ば冗談としても、自分が文句言われるのはいいとして、お店の人に失礼じゃないか。
と、なんというか、酔っ払い面倒くさい、し、その人に対する評価もぐらつく。


それはまあ置いといて、先輩に上司に役員に、お酒を注いでは注がれ、飲んでは飲まれ、
ああ、これが会社ってやつなんだなあと、もうすぐ3年になる今になっても慣れてない自分に気づく。
それでもメガバンクとかよりは、よっぽど楽なんだろう。
だがしかし、こういうところも含めて、自分は1年後も会社員をしていることができるか、自信がない。
まあ、自信なんてものは、高校に入学したときにとっくに捨ててしまったけど。


はてさて、そんなわけで、そんな半分気まずい二次会も無事お開きになったものの、
三次会へ向かうタクシーに押し込まれ、速まる鼓動を聞きながら深夜の居酒屋へなだれ込んだのであるが、
30分くらいして早くも限界に達し、廊下に横になってしまった。もはや学生の様相である。
ものすごい頭痛と吐き気に襲われ、水を飲みつつ呼吸は荒くなる。
トイレに行くも、精神的な何かが邪魔をして吐き気はするのに吐くことができない。
吐けば楽になる、とは頭ではわかっているのに、身体がそれを受け付けない。


そして、床に倒れこんで、みんながゲームなどに興じているのをうすぼんやりと聞いていたら、
なぜだかわからないが急に気持ちが高ぶって、目から水があふれ出てきた。
ホントになぜかわからない。
あまりの自分のふがいなさに虚しくなったのか、ただ吐き気をため込んでしまって苦しかったのか、
どうやら誰にも見られていなかったようであるが、ほんの少しの間、ただ訳も分からず泣いていた。


お店を出たのは翌朝の3時。当然外は寒いが、それにしても異常に身体が震えていた。
軽く急性アル中だったのではないかと、今になってみれば思える。
とにかく、3時過ぎ、同方向の方二名とともに再度タクシーに乗り込み家路についた。



翌朝、というか、4時に寝て目が覚めたのは13時だが、起きてみると、まだ頭がふらふらして気持ち悪い。
これがいわゆる2日酔いってやつか、とその時は納得したが、まあ、半分は睡眠不足なんじゃないかという気もしてくるが、それも含めて二日酔いで、外は雨、祝日はそんな感じでつぶれてしまった。


酒を飲んで泣いたのも、3時に帰ったのも、二日酔いになったのも、自分の覚えている限り初めてであったが、
未だに酒を飲んでも吐くことができないでいる。
きっと損しているんだけど、もうしばらくは若さがこみ上げるものを抑え込んでしまうんだろうなぁ。


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