また逢う日まで

新卒採用に関する課題のため、ここのところずっと土日も少なからず作業をしていたので、
一日中やっていたわけではないものの、気持ちの面で余裕がない状態であったのだが、
それも5月の末をもって、内容はともかく無事に終わり、今日は比較的落ち着いた日を送った。


余裕がなかったとは言うものの、やはりやりたいこともやっていたわけで、
すなわち、先週の土日もしっかり遊んできたわけです。で、余裕のできた今、こうして付けているのです。


まずは先週の土曜。午前中は上記の課題に関する作業をしていたが、お昼過ぎには出かけ、
新宿タワレコにてMinuanoというユニットのミニライブを拝見。
やはり、店内でフルバンドは音響の面でやや厳しく、歌が楽器に埋もれてしまっていた感はあったものの、
洗練された演奏であったことには違いなく、8月のLampのライブへの期待も高まるばかりだった。



やや水滴がぱらつく、それでも雨と呼ぶにはまだまだという微妙な天気の中、原宿方面へ向かった。
わざわざ天気を書いたのは、つまり歩いていったから。時間はたっぷりあったので。


表参道は予想以上の人出で、どっか喫茶店とかで本を読んで時間をつぶそうと思っていたのに、どこも満員。
結局ブラブラしかすることができなかった。SBのお店ももちろん人だらけ。
人混みが苦手な僕にはぶらつくのも一苦労。ちょっと頭が痛くなったよ。


で、表参道へ何をしに来たかというと、土岐麻子のライブを見に来たのです。
つい何日か前に発売された「乱反射ガール」を引っ提げてのライブは、パーティもできる多目的スペースで行われ、
ステージの後ろには「乱反射」を意識してか、たくさんの鏡状の細長いものがぶら下げてあった。


曲は、新作からの選曲がやや多いものの、いつも通り、既発のものやカバー曲も取り上げられていた。
主に新作からの曲ではいくつかプログラミングと同期するものがあり、それにコーラスが入ってしまっていたのは少し残念。
それやっちゃうと、「もしかして口パクかもしれない」という疑惑が沸きあがってきてしまうから。
まあ、それはそれとして、ライブ全体としてはもちろんGoodでした。元気元気。
ブルーバードはいつ聴いても名曲やなぁ。


そして、次の日。この日も前日同様に課題に取り組む。
もうあとは詰めの何手かなのだが、そこを考えるほどほころびが出そうで、なかなかあたまが弾けそうだった。
でも夜には、楽しい時間が待っている。その思いで一生懸命に取り組む。


この日の夜は、久々の(でもないか?)ビルボードにて、偏愛する菊地成孔ダブ・セクステットを拝見。
数日前に、家の近くのコンビニでピアノの坪口さんらしき人を見かけたのだが、その坪口さんのピアノもバップチックでカッコよかった。
この日はスペシャルメニューとしてコ・イ・ヌールというカクテルがあったので、それをマルゲリータとともにいただいた。


やっていることはいつもと変わらないのだが、観るほどにわかってくるようでわからなくなるような、混沌とした感じ。
でも、観るべきところはようやくつかめてきて、そのカッコよさに思わずニンマリしてしまう。
これが、ビルボードというかなりいい環境で見れてよかったと思うとともに、
メンバーの都合により、活動が緩やかになってしまうためにしばらくは見られなくなってしまうと思うと少し残念。
アンコールにはまさかのスイーツ新曲が(多少ぐだぐだしていたが)演奏された。これは公式な音源として世に出てくるのだろうか。


フジロックには、ドラムに田中ちゃんなる代役を迎えて出るそうだが、自分はたぶんフジには行かないし、
本家ダブ・セクステットとしてはこの日が最後といえよう。また戻ってくるのを待ちたいと思う。


土岐さんのライブにしても菊地さんにしても、「会場でCDを購入された方に○○(サイン会、握手会)」というのは、
既に持っている人にとってはいかんともしがたく、残念でならない。サイン欲しさにもう一枚買うわけにもいかないし。


そろそろ、なんちゃってライブレポ以外のことなんか書けないかなぁ。



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