Pray for, Play for, Pay for Japan

ホントにこれは誰のせいと言うわけにもいかないけれど、震災の影響で見に行く予定であったライブが3つほど中止または無期限延期となってしまった。
特にそのうちのひとつは、今年のテーマである「ライブを見るために首都圏から出る」の第一弾となる予定の名古屋公演だっただけに、出鼻をくじかれた感がある。
まあいろいろな考え方/感じ方があると思うが、名古屋でのコンサートを中止にする理由は感情論あるいは世間のムード以外にはないでしょう。


そんなわけで、今日はおよそ1ヶ月ぶりのライブとなってしまったが、渋谷のMt. Rainier Hallにて、中山うりさんの公演を見てきた。


今回はドラムがいなくて、初参加となる高橋結子さんを迎えてのツインパーカッション編成。ブラスセクションもなく、チューバの古本大志さんのみの参加。


比較的新しい会場だからか、小さいからか、アコースティックな編成だからか、音像がかなりはっきりとしており、歌が凄く沁み入る感じだった。
あのトランペット、ホントに良い音だよなー。


大変な時期だからか、歌の裏にさまざまな意味を重ねてしまい、少し心苦しくもなったりしたが、でもどの歌からも前向きなエネルギーを感じ、
見に来ることができて、というか、開催に踏み切っていただいて、本当によかったと思った。
趣味で作ったというTシャツもうっかり買ってしまった。


ライブにはかなりの電力を使うので、その点はちょっと節電に反しており、後ろめたい部分もあったが、
電力会社や政府に文句を言っていても、一個人の僕にはどうしようもないから、今はとにかくいつもどおりに暮らすことを心がけて前に進むしかない。


平日は粛々と仕事をし、休日はくつろぎ、遊ぶ。
被災地の方々が1日でも早く、一人でも多く、日常を取り戻すことを祈りながら。


それしかできないだから。


あと、募金とね。



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