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山の中の中の山

「社員ブログ読みました。あの右と左のヤツ、電車乗るたびにループしますね。」


この感想は以前にも別口でいただいたことがある。
自分の書いた社員ブログを読んで、褒めていただくのは大変うれしい。
ただ、これを書いたのは会社入ってすぐの頃(たぶん2回目くらい)で、それからもう結構な回数を担当した。
なのに、未だに印象に残るのはこのエントリーらしいのだ。確かに自分でもかなり気に入ってはいる。
だがしかし、それからこれ以上のモノは書けていない、ということも意味していて、少し悲しくなった。
たかが社員ブログ、されど社員ブログ。


今日のミーティングにて、
「最近、うとうとしていることが多いね。ちゃんと寝てる?」
「眠気のために効率悪くなって、残業して帰るの遅くなって、また睡眠時間が削られるんじゃ、よくないよね。」


自分でもそう思ってはいるが、なぜか寝るのが最近遅くなってしまい、
勤務中もPCの前で意識が飛んでいるのを自覚しつつもどうにもならない状況が続いている。
そして、それはしかと見られてるのである。


主な原因は、ネットかな。
夜、帰ってから、こうしてPCに向かっていると、特に何かをしているわけでもなく時間は過ぎていき、
気が付いたら12時を回っていたりして、それからあわててシャワーを浴びたりすることもある。


それから、栄養不足。
最近、野菜の摂取量がメッキリ減り、家でパスタとかパンとかで済ませてしまうことが増えた。
エネルギー量は足りていても、それを燃やすにはまた別の栄養が確か必要で、
それが不足しているためにうまく燃料が使われない。これは、活動が鈍くなると同時に、肥満につながる。


きっと精神的な面もあるだろう。なんだか最近すごくブルーなんだよね。
まあ、それは置いておこう。たぶん、OFFの時間における「解放」状態をうまく作り出せていないんだと思う。


眠れないのは、夜寒いから、というのもあるかも知れない。
先日にカーテンはつけたのだが、「断熱」というのはどうやら夏の暑さをカットするのがメインのものらしい。
もう少し厚手の、あったかそうなモノにすべきかもしれない。
それから、つい最近、毛布を買った。今までのは少し小さく、足がはみ出ていたりもしたのだが、
新しい奴は、薄手だがさわり心地もよく、きっとあったかいと思う。
レビューにあった通り、毛がすごく抜けるのと、静電気はかなり激しいが。



金曜日は朝から腹痛で体調も悪かったのだが、それを半分理由にして7時過ぎには退社し、鴬谷に直行した。
お目当ては、中山うり@キネマ倶楽部。
結構ギリギリに会場に入ったので、立ち見になってしまったが、ほぼ真正面の好位置につけ、
斜め前に人がいたためにやや視界は狭まってしまったが、ほぼ全体を見渡すことができた。


中山うりを知ったのは、ドレミファが出たときで、何かの雑誌で名前を見かけたのがきっかけだった。
大学のサークルの先輩が、掲示板などで「中山うりこ」を名乗っており、そのニアミスに興味が沸いたわけだ。
と、出会いはそんなノリだったが、実際聴いてみて、その柔らかい歌声と、タンゴを基調にした心地よいメロディーにすっかりはまってしまった。


ライブを見に行くのは今回が初めてだったが、とても楽しかった。


編成は、中山うりがボーカル+アコーディオン+トランペット(小さめの、変わったトランペットだが、正確にはわからない)
で、バックはジャズっぽい感じに、Wベース、ドラムス、ギター、それから大掛かりめのパーカッション、
そして、ところどころにホーンセクション(トランペット、サックス(他リード楽器等)、トロンボーンにチューバ)が登場し、
さらに今回はバーテンダーをフィーチャーして、オリジナルカクテルをふるまっていた。


曲は、この前発売されたカバーアルバム「7colors」から多数織り交ぜつつ、
カーニバルの午後とか、黒猫・白猫なども披露。僕の好きな、「生活の柄」もやってくれた。
歌声は、少し疲れ気味な感じはしたけど、やっぱり柔らかく、そして、同様にトランペットの音色も柔らかい。
そういう吹き方なのか、楽器に特徴があるのかは定かではないが、ものすごく滑らかな音なのだ。


余談になるが、大きめの髪飾りをつけた中山うり以外のメンバーは、全員帽子をかぶっていた。
ライブDVD「ツール・ド・ケセラ2008」でもそうだった。



そして、昨日の3/14(日)には、円周率のこともホワイトデーのことも忘れ、
ビルボード山中千尋トリオを見に行った。
サービスエリアのほぼ正面の前から3列目くらいの4人掛けテーブルを、おひとり様四人が囲む、という、
まあ、自虐的な情報連携は置いておいて、
自分の位置からは山中千尋さんがよく見え、またドラムスもよく見え、ベースは前の人の影に隠れてしまったが、
総じていい席だったと思う。


山中さんとの出会いは、もう忘れちゃったけど、自分がちょっとジャズを聴き始めた頃に手にしたと思う。
ジャケットを見ればわかるように、すごい美人さんで、
特にちょっと斜めからの角度がいいと思う。元NHKアナウンサーの久保純子さんに似ている気がする。


最近のジャズピアニストの中では、斬新でありながら、オールドファッションドでスウィンギーな演奏が多いように思う。
芸術志向というか、フリージャズみたいな感じにはならない。
変拍子とか、そういうのはもちろんあるけど、なんか聴いてて楽しくなる。まあ、自分若干プログレ属性あるけどね、
あんまりフリーな感じになると逆に眠くなるのだが。


この人にしてもやはり、ハッスルしてくると、椅子から立ち上がって弾いたり、ソロ弾きながら歌ったりするんだよね。
というか、自分の歌を、声よりもピアノの方がきっとよく表現できるんだろうなぁ。


outside by the swingとか、paint my heart redなど、CDでも聴かれるものもあり、
アンコールの後半は、PAをOFFって、完全ナマ音で演奏してくれた。
ピアノから、ベース、ドラムから出た音が直接聞こえている、という状況を考えるだけでもなんだか貴重な体験だと思うと同時に、
先日読んだ、菊地×大谷の慶応大学での講義録の内容を思い出した。


目で見ているモノのほとんどは、光源から出た光を反射したもの、つまり影であるのに対し、
耳で聴いている音の大部分は、音源の振動から直接鼓膜に届く、
というようなもの。


もちろん、その媒体とか、反響音とか、いろいろ議論の余地はあると思うけど、
でも比べてみれば確かにそうなんだよね。


山中さんの、ちょっと筋肉がついた肩が躍動している様が、なんとも魅力的でした。
その他、「エビデンスやろうよ」と、その場で曲を決めているあたり、自由だなぁ。と思ったのと、
全体的に、やはり才人だけあって、MCはちょっと天然というか、ピントがずれているというか、
まあ、どっちかと言えば変人じゃないかとは思った。でも、芸術家にはよくあることだよね。



さあ、収集がつかなくなってきたので、今日はそろそろ寝まーす。もうすぐ12時!



y-intercept