大切なものを犠牲にしてもやめられない、依存するということ
いわゆるカジノ法案の議論の中で特に課題として注目されているギャンブル依存症をラジオで特集していて、ギャンブル依存症チェック項目(9項目の簡易なもの)を紹介していたが、その後にパーソナリティの人が「ギャンブルを他のもの、例えばスマホとかに置き換えても依存状態かどうかの目安になりそう」的な発言をしていた。実は自分も似たようなことを考えていて、自分の場合は“スマホ”というか、もっと限定的に“SNS”、そして“アイドル”って置き換えたらどうだろう、とね。自分の場合、SNS依存とアイドル依存はかなり大きな部分で重なっているのが現状ではある。
DSM-5(4つ以上当てはまったら依存症)
- 興奮を得たいがために、掛け金の額を増やしギャンブルをした事がある。
- ギャンブルをするのを中断したり、または中止したりすると落ち着かなくなる。
- ギャンブルをするのを制限する、減らす、中止したりするなどの努力しても何度も失敗している。
- 気がつくとギャンブルの事を考えている(例:過去のギャンブル体験を再体験すること、ハンディをつけること、または次の賭けの計画を立てること、ギャンブルをするための金銭を得る方法を考えること、を絶えず考えている)
- 苦痛の気分(例:無気力、罪悪感、不安、抑うつ)のときに、ギャンブルをすることが多い。
- ギャンブルで金をすった後、別の日にそれを取り戻しに帰ってくることが多い(パチンコで負けた翌日にパチンコ屋へ行く)
- ギャンブルへののめり込みを隠すために、嘘をついた事がある
- ギャンブルのために、重要な人間関係、仕事、教育、または職業上の機会を危険にさらし、または失ったことがある
- ギャンブルによって引き起こされた絶望的な経済状態を免れるために、他人に金を出してくれるよう頼んだ事がある
中にはそのまま置き換えても意味をなさない項目もあり(6番なんかはギャンブル特有かしら)、そう単純ではないが、現代的な物事などをいろいろ当てはめてみても面白いかもしれない。
内容に特に違和感はなく、まあそうだよな、というものなのだが、聞いていてハッとしてしまったのが、7番。
「○○のために、重要な人間関係、仕事、教育、または職業上の機会を危険にさらし、または失ったことがある」
○○=“アイドル”?
そうだね、ちょっと些細なことかもしれないけど、ツイッターでアカウントを分けずにアイドルにクソリプ入れまくってたら、付き合いの長い知人からいつの間にかフォロー外されてた。というのもある。
そして、まあ、あんまり細かく書く気はないけど、この夏遊び過ぎたり、挙句、ここに来て勉強の合間とは言えない労力を割いて気持ちを整理するためのブログを書いたりしていた結果は、散々な感じ。ある意味で職業上の機会を失うだろうとわかりつつ、「卒業を見届けないわけにはいかない」と諦められないあたり、依存しているといってほぼ間違いないだろう。(発表はまだ先だけど、手応えからだいたい予想はついてるし、そう思っておかないと、というか思っていても、実際の結果を知るとかなりショックはデカい。)
来年もまた頑張ります…。
とはいえ、とりあえず終わるものは終わったので、楽しい現場探そ。
y-intercept